退職代行を使いたい…でも「頭おかしい」「クズ」と思われるのが怖い…
おかしいのは、代行を使うことではありません。
辞める前に準備をせず、責任を人に渡してしまうことです。
自分は工場で10年以上働き、同僚が退職代行を使った職場にいました。
そして自分自身も、退職代行を使って会社を辞めています。
言われる側と、言う人たちを近くで見た側。
どちらも経験したうえで書きます。

こうじ|高卒キャリア逆転
- 高卒で工場に就職し、現在も工場勤務10年以上
- 3交代勤務を10年以上続けています(1週間ごとに勤務帯が変わります)
- 「このまま工場で終わるのか」と思って、転職活動を始めました
- 結果は20社応募 → 内定2社
- メキシコの工場へ3年間の海外赴任。
スペイン語はゼロから6ヶ月で現場対応レベルに - 異動先で「仕事をしていれば公正に評価される職場もある」と分かったのが、一番大きかったです
辞めたい気持ちがあるなら、使うかどうかを決める前に、まず話を聞くだけでも構いません。

- 退職代行が頭おかしい・クズと言われる理由
- 「非常識だ」と騒いでいた同僚たちのその後
- 退職代行を使って辞めた自分の話
- 頭おかしいと言われない辞め方
【結論】退職代行が頭おかしいかどうかは辞める前に準備をしたかどうか

退職代行を使うこと自体は、おかしくありません。
分かれ目は準備です。
自分が抜けた後のことを考えて動いた人は、何も言われません。
反対に、引き継ぎもせず、自分の責任をそのまま人に渡して消えた人は言われます。
それは代行を使ったからではなく、渡し方の問題です。
自分は替えがきくポジションだったので、辞めても職場は回りました。
属人化した仕事を持っている人なら、話は変わります。

使う時点で、もう非常識だと思われませんか…?



自分も使った側です。
会社に行かずに辞めたので陰で何か言われていたかもしれませんが、辞めたい気持ちのほうが強かったので気になりませんでした
退職代行が頭おかしい・クズと言われる理由


なぜここまで強い言葉が飛ぶのか。
理由は4つに整理できます。
何も言わずに消えたように見える
会社から見ると、朝いきなり第三者から電話が来ます。
本人の声を聞いていないので、黙って消えたように受け取られます。
実際には本人が依頼して連絡させているのですが、そこは伝わりません。
お金を払って他人に頼むことが理解されない
自分で言えばいいのに、なぜ2万円近く払うのか。
そう考える人がいます。
言える職場にいる人ほど、言えない職場があることを想像できません。
退職代行を使う理由が本当によくわかるwpic.twitter.com/TtEELQ95uS
— 寝る前に見るやつ (@love_supple_) September 16, 2026
残された人に仕事が回る
現実として、辞めた人の仕事は誰かが引き取ります。
自分も同僚に使われた側で、シフトを代わりました。
そのときは正直ムカつきました。
言葉が強くなる人がいるのは、この負担が理由です。
ニュースやSNSで叩かれているのを見ている
退職代行は話題になりやすく、批判のほうが目立ちます。
見ている人の頭に「非常識」という言葉が残り、使う人も同じ目で見られます。
退職代行に「非常識だ」と騒いでいた同僚たちのその後


同僚が退職代行を使った日、現場では「非常識だ」「失礼だ」という声が飛んでいました。
では、その人たちがいつまで言い続けたか?
すぐ忘れていました。
数日もすれば、別の話をしています。
誰かが辞めたことより、目の前の仕事のほうが大きいからです。
言われるのは怖いと思います。
ただ、その言葉はあなたが思っているより短命です。



辞めた後もずっと言われ続けそうで…



その場では言われます。
でも自分が見た限り、数日で話題は変わりました。
あなたの人生より長くは続きません


退職代行を使って辞めた自分の話


自分も、前の会社を辞めるときに退職代行を使いました。


申し込みはLINEで、伝えたのは自分が知っている情報だけ
申し込みはLINEでした。
伝えた内容は、だいたい次のとおりです。
- 名前、生年月日、住所、連絡先
- 会社名、部署、会社の電話番号、直属の上司の名前
- 正社員か、契約社員やアルバイトか
- いつから行きたくないか(明日の朝から、など)
- 有給が何日残っているか、消化したいか
- 会社に伝えてほしいこと
並べると多く見えますが、どれも調べなくても答えられることです。
申し込みから退職まで約1ヶ月
依頼してから退職が成立するまで、だいたい1ヶ月でした。
その間は有給を消化しています。出勤しないまま、退職日を迎えた形です。
会社とのやり取りは自分では何もしていない
会社との連絡は、すべて代行が引き受けました。自分から会社に連絡したことは一度もありません。
電話が鳴って身構えることも、上司と話すこともありませんでした。辞めると決めた後に一番きついのはそこなので、ここを任せられるのは大きいです。
直接会社に行っていないので、何を言われたかは分からない
会社には行っていません。だから、陰で何を言われていたかは知りません。
それでも困りませんでした。もともと辞めたい気持ちが強く、替えがきくポジションでもあったからです。
自分が使ったサービスの料金や仕組みは、別の記事にまとめています。


退職代行で頭おかしいと言われない辞め方


言われるかどうかを分けるのは準備です。
使うと決めたら、次の3つをやっておいてください。
属人化している仕事があるなら引き継ぎ資料を作る
自分にしかできない仕事を持っているなら、資料を1枚でも残しておきます。
手順、取引先、注意点。それだけで次の人が困りません。
何も言わずに責任だけ渡すのが、一番言われる形です。



引き継ぎ資料なんて、作る余裕がないです…



完璧でなくて大丈夫です。
手順と連絡先を箇条書きにした紙が1枚あるだけで、後から言われる確率はかなり下がります
私物は前日までに自分で持ち帰る
ここからは一般的な注意です。
私物は、代行を通じて着払いで送ってもらうこともできます。
ただし会社の人に荷物をまとめさせることになるので、引き出しやロッカーのどこに何があるかを細かく伝える必要があります。
持ち帰れるものは、実行の前日までに自分でバッグに入れて持ち帰るのが確実です。
借りているものと住まいの段取りを決める
パソコンやスマホなど会社から借りているものは、郵送で返せます。
社宅や寮に住んでいる場合は、退職日までに退去するのが原則です。
住まいが絡む人は、ここを先に確認しておいてください。
退職代行を使う前に確かめること


準備ができたら、使うサービスを決めます。
見るところは3つです。
料金と支払い方法
サービスによって料金が違います。
後払いを選ぶと手数料が乗ることもあります。
申し込む前に、公式サイトで今の金額を確認してください。
会社との交渉ができる形かどうか
有給や退職日の交渉ができるかは、運営している形で変わります。
労働組合や弁護士が関わるサービスと、そうでないサービスがあります。
自分が何を頼みたいのかを決めてから選ぶと、間違いが減ります。
連絡の方法と始めやすさ
LINEだけで完結するサービスもあります。
電話が苦手な人は、そこも見ておくと安心です。
イマスグヤメタイの場合は、友だち追加をすると最初の案内が自動で届きます。
最初に送るのは「話を聞きたい」くらいの一言で足ります。
後は担当者が順番に聞いてくれます。
会社の電話番号と上司の名前だけ先にメモしておくと、途中で手が止まりません。
相談だけなら費用はかかりません。
使うかどうかは、話を聞いてから決めても間に合います。


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退職代行と頭おかしいと言われることについてよくある質問


【まとめ】退職代行が頭おかしいのではなく準備をしないことが問題


退職代行を使うことは、おかしいことではありません。
言われるのは、引き継ぎもせず責任だけを人に渡したときです。
資料を1枚残す、私物を持ち帰る、住まいの段取りを決める。それだけで見え方が変わります。
自分の職場で「非常識だ」と騒いでいた人たちは、数日で忘れていました。
自分も代行を使って辞めました。
申し込みから約1ヶ月、有給を消化して、会社とは一度もやり取りしていません。
辞め方より、辞めた後にどうなりたいか。
そこを考えられる人は、何を言われても大丈夫です。


この記事は筆者の実体験をもとに執筆しています。
手続きや条件はサービスや会社によって異なります。
判断に迷う場合は、労働基準監督署などの専門機関に相談してください。










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