転職で年収を上げたい。
でも高卒で工場しか経験がない自分に、本当にそんな転職ができるのかと思ってませんか?
自分は高卒で工場に入り、10年以上働いてきました。
コロナで給与が6割に減り、妻と子どもにお金の心配をさせてしまったのが、転職を決めたきっかけです。
最初の転職活動は、準備なしで片っ端から応募して15社全部落ちました。
そこからやり方を変えて、職種は変えずに業界を変える「軸ずらし転職」で、手取りの年収が200万円上がりました。

この記事では、年収アップの転職で自分がやったことを、失敗も含めて順番にまとめました。
- 年収アップの転職で「業界」を変えるべき理由
- 年収が上がりやすい業界の選び方
- 一次面接で希望年収を伝えるやり方と、200万円アップの内訳

こうじ|高卒キャリア逆転
- 高卒で工場に就職し、現在も工場勤務10年以上
- 3交代勤務を10年以上続けています(1週間ごとに勤務帯が変わります)
- 「このまま工場で終わるのか」と思って、転職活動を始めました
- 結果は20社応募 → 内定2社
- メキシコの工場へ3年間の海外赴任。
スペイン語はゼロから6ヶ月で現場対応レベルに - 異動先で「仕事をしていれば公正に評価される職場もある」と分かったのが、一番大きかったです
年収を上げたいなら、まず今の自分がほかの業界でいくらで評価されるのかを聞くところから始まります。
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転職で年収アップするなら業界を変える

転職で年収を上げたいなら、いちばん効くのは「業界」を変えることです。
年収は、本人の能力より、いる業界で大きく変わります。
利益の出ている業界の会社は給料を上げられますが、利益の出ない会社は上げたくても上げられません。
だから自分は、職種は変えずに業界を変える「軸ずらし転職」を選びました。
今までの経験をそのまま使えるので、未経験の仕事に移るより採用されやすく、年収も上げやすいからです。
年収アップの転職を考えたのはコロナで給与が6割に減ったから
転職を本気で考えたのは、コロナで給与が6割に減ったときでした。
給料日前に口座の残高を見て、入ったお金がそのまま出ていく自転車操業の状態です。
妻と子どもにお金の心配をさせてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
給料が上がらない理由と、そのとき考えたことは、給料が上がらないにまとめています。
年収アップの転職で最初は準備なしで15社全部落ちた

最初の転職活動は、失敗しました。
辞めたいと思った瞬間から、何も考えずに転職エージェントに登録しました。
片っ端から応募して、とりあえず面接に向かいました。結果は15社全部落ちました。
コロナの時期と重なっていたので、時期も悪かったと思います。
ただ振り返ると、何も準備せずに応募していたのは無謀でした。
どの業界に移りたいのか、自分の経験の何が売りなのかも決めていなかったからです。
転職の準備の順番は、【工場勤務から転職する方法】高卒でもできる5つの工程にまとめています。

高卒で工場しか経験がないのに、年収なんて上がるの?



職種を変えずに業界を変えたら、手取りの年収が2年で200万円上がりました。
年収アップの転職は軸ずらしで狙う
どんな仕事にも「業界」と「職種」があります。
- 業界:製造業・半導体・自動車・食品など、会社が何で稼いでいるか
- 職種:現場作業・品質管理・生産管理など、自分が何をするか
軸ずらし転職は、このどちらかを軸足として残し、もう片方だけを変える転職です。
- 職種はそのままで、業界を変える
- 業界はそのままで、職種を変える
年収を大きく上げやすいのは、前者の「職種はそのままで、業界を変える」ほうです。
職種を変えると未経験扱いになりやすいですが、職種を残せば即戦力として見てもらえます。
自分は、職種を軸足に残して、半導体関連の業界へ移りました。
年収アップしやすい業界の選び方


業界を選ぶとき、自分は次の2つを条件にしました。
- ライフプランで決めた理想の年収に届く業界であること
- その業界で、自分が即戦力になれる職種があること
まずはいろんな業界を見てみる
条件に合う業界を探すには、まずいろんな業界の求人を見るのがいちばん手っ取り早いです。
今の会社の中だけで考えていると、自分の給料が低いのかどうかも分かりません。
給与水準とボーナスの月数を比べる
業界を見比べると、同じような仕事でも給与の水準とボーナスの月数が違いました。
月給が同じくらいでも、ボーナスの月数が違えば年収は大きく変わります。
製造業の年収の相場は、製造業の30代の年収のリアルにまとめています。
年収アップの転職は一次面接で希望年収を伝える


年収を上げるには、希望の年収をいつ伝えるかも大事です。
自分は一次面接で伝えました。
一次面接で伝えるメリット
- 最終面接より言いやすい
- 会社側に早めに共有してもらえる
- 交渉の結果が早めに分かる
「嫌われたら落とされるかも」と不安でしたが、落とされたら「希望が合わなかった」と割り切って次に進むだけです。
自分で伝えるのが苦手なら、エージェントに伝えてもらう方法もあります。
実際、何社も落ちました。
それでも最終的に、「当時の年収より100万円アップ」と「条件を満たせば入社後にさらに100万円アップ」の2つの約束をもらえました。



面接で年収の話をしたら、落とされそうで怖い…



実際に何社も落ちました。それでも伝えたから、100万円アップの約束をもらえました。
エージェントと模擬面接を何回もする
面接の前には、エージェントと何回も模擬面接をしました。
「緊張しすぎてお腹が痛くなるんです」と正直に話したら、親身になって練習に付き合ってもらえました。
二度目の転職活動では、5社に応募して2社から内定をもらいました。
どちらもエージェント経由の応募です。
業界ごとの給与の違いを聞けるのも、エージェントを使う理由の1つでした。
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工場勤務の人向けのエージェントの選び方は、高卒で使える転職エージェントの比較にまとめています。
転職で手取り年収200万円アップした内訳
手取りの年収が200万円上がったのは、転職した直後ではありません。
2年かけて積み上げた結果です。
| 時期 | 手取り年収 | 理由 |
|---|---|---|
| 転職1年目 | +100万円 | 一次面接で伝えた希望年収が通った |
| 転職2年目 | さらに+100万円 | 入社時に約束した条件(評価と資格取得)を満たした |
入社時に「条件を満たせば上がる」という約束をもらっておいたことが、2年目の100万円につながりました。
年収の交渉は、入社時の金額だけでなく、入社後に上がる条件まで確認しておくのがおすすめです。
退職は、引き止めが強かったので退職代行を使いました。
そのときの話は、退職代行は頭おかしい?使って辞めた自分と使われた職場の話に書いています。
年収アップの転職についてよくある質問


【まとめ】年収アップの転職は業界を変える


- 年収は能力より業界で変わる。利益の出ない会社は上げたくても上げられない
- 職種は変えずに業界を変える「軸ずらし転職」なら、即戦力として見てもらえる
- 業界は「理想の年収に届くか」「即戦力になれる職種があるか」で選ぶ
- 希望年収は一次面接で伝え、入社後に上がる条件まで確認する
自分はコロナで給与が6割に減り、準備なしの転職活動で15社全部落ちました。
やり方を変えて軸ずらし転職をしたことで、手取りの年収は2年で200万円上がりました。
まずは、今の職種がほかの業界でいくらで評価されるのかを知るところから始めてください。










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