海外赴任が決まって、家族を連れて行くか、単身で行くか?
子どもの学校、治安、お金。
考えることが多すぎて、何から決めればいいのか分からなくなっているのだと思います。
自分は高卒で工場に入り、30代でメキシコに3年赴任しました。
最初の半年は単身赴任で、残りの約2年半は妻と子ども2人(当時10歳と6歳)を呼んで家族帯同です。

単身と帯同の両方を経験しました。
帯同してよかったかと聞かれたら、よかったと答えます。
ただ、生活費は想像より増えました。
この記事では、家族帯同を決めた理由と、よかったこと・大変だったこと、帯同か単身かを決める判断基準をまとめました。
- 家族帯同を決めた2つの理由
- 帯同してよかったこと・大変だったこと(日本食で食費が4人分に)
- 帯同か単身かを決める4つの判断基準と、会社に確認すること

こうじ|高卒キャリア逆転
- 高卒で工場に就職し、現在も工場勤務10年以上
- 3交代勤務を10年以上続けています(1週間ごとに勤務帯が変わります)
- 「このまま工場で終わるのか」と思って、転職活動を始めました
- 結果は20社応募 → 内定2社
- メキシコの工場へ3年間の海外赴任。
スペイン語はゼロから6ヶ月で現場対応レベルに - 異動先で「仕事をしていれば公正に評価される職場もある」と分かったのが、一番大きかったです
海外でも子どもが日本のアニメや番組を見られるように、自分はNordVPNを使っていました。
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海外赴任に家族帯同した結論は「連れて行ってよかった」

海外赴任に家族を連れて行ったのは、自分にとって正解でした。
子どもたちも自分も、日本にいたら見られなかったものを見られたからです。
自分のメキシコ赴任は3年で、流れはこうでした。
- 最初の半年:単身赴任。仕事と生活に慣れながら、家族を呼べるか確かめる
- 残りの約2年半:妻と子ども2人を呼んで家族帯同
先に単身で行ったので、治安や生活を自分の目で確かめてから家族を呼べました。
いきなり全員で行くより、判断しやすかったと感じています。
ただ、帯同すれば全部うまくいくわけではありません。お金は確実に増えます。
よかったことと大変だったことを、このあと順番に書きます。
海外赴任で家族帯同を決めた2つの理由

家族を呼ぶと決めた理由は2つです。
日中の生活は安全だと判断できた

1つめは、日中の生活は安全だと判断できたことです。
単身の半年で、住む場所や買い物、子どもが通う日本人学校の周りを自分で見て回りました。
メキシコと聞くと治安が心配になると思います。
自分も行く前はそうでした。
ただ、実際に住んでみると、日中の普段の生活なら家族を呼べると判断できました。
治安は国や都市によってまったく違います。
帯同を決める前に、会社の先輩や現地にいる日本人に、家族連れの生活について聞いておくのが確実です。
子どもに日本以外の価値観も見てほしかった
2つめは、子どもに日本だけの価値観ではなく、世界の人の価値観も見てほしかったことです。
自分は日本の価値観だけで育ってきました。
高卒で工場に入って、ずっと同じ環境です。
子どもたちには、もっと早いうちに違う考え方をする人たちがいることを知ってほしいと思いました。
日本人が海外移住すると、色々と乗り越えないといけない障害がある。だから僕は全ての人に長期的な海外移住をオススメすることはしない。だけど、人生の中で一度は「海外生活」を経験することは、視野を広げるという意味でオススメする。新たな価値観を形成したり、人生の選択肢を広げることに繋がる。
— Taka🇲🇽Mexico (@taka0819_lab) December 29, 2021

メキシコって治安が悪いイメージ。家族を呼んで本当に大丈夫だった?



最初の半年、単身で自分の目で見てから決めました。日中の生活なら大丈夫だと判断できました。
海外赴任の帯同でよかったこと:家族の大事さに気付かされた


帯同してよかったのは、自分の価値観がいい意味で壊されたことです。
メキシコの人たちは、家族をとても大事にします。
仕事より家族が優先で、出かけるのも食事をするのも、何をするにも家族一緒です。
日本では核家族化が進んで、家族のつながりが薄くなっている気がしていました。
メキシコの家族を見ていて、家族の大事さに改めて気付かされました。
これは単身の半年では分からなかったことです。
自分の家族と一緒に暮らしながら現地の家族を見たから、自分ごととして感じられたのだと思います。
メキシコで感じた日本との違いは、メキシコの工場で働いて気づいた日本との文化の違いにもまとめています。
海外赴任の帯同で大変だったこと:日本食で生活費が4人分に


大変だったのは、お金です。
特に日本食でした。
単身のときは、日本食を買っても自分1人分で済みます。
家族を呼ぶと、それが4人分になります。
自分の家では、日本食だけで1人あたり月2万円くらいかかっていました。4人なら月8万円ほどです。
日本食レストランで外食をすると、2万円では全然足りません。
日本の米や調味料、お菓子は、現地では輸入品なので高くなります。
子どもがいると「いつもの味」を切らしにくいので、なおさらです。
帯同するなら、手当や給料で日本食の分まで回るかを先に計算しておいてください。
メキシコでの生活費の内訳は、メキシコ赴任の生活費はいくら?に書いています。
日本食が恋しくなったときの工夫は、海外駐在で日本食が恋しくなったときの対処法にまとめました。
日本の番組はVPNで見られるようにした
日本食と同じくらい、家族にとって大きかったのが日本の番組です。
海外からだと、日本の動画配信サービスは見られない作品が多くあります。
自分はNordVPNを契約して、日本の番組を見られるようにしていました。
年払いで年12,000円ほど、月1,000円程度です。
子どもたちが日本のアニメや番組を見られるだけで、家の中の空気が日本に近くなりました。
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帯同か単身かを決める4つの判断基準


帯同か単身かで迷ったら、次の4つを見てください。
| 判断基準 | 帯同に向いている | 単身に向いている |
|---|---|---|
| 治安 | 日中の普段の生活は安全と判断できる | 家族の外出に不安が残る |
| 子どもの年齢 | 小学生くらいまで | 高校受験・大学受験が近い |
| 学校 | 日本人学校に通える | 日本人学校がなく、現地校やインターしか選べない |
| 会社の支援 | 住宅など家族分の支援がある | 家族分の費用が自己負担になる |
迷ったら先に単身で行くのもあり
どうしても決めきれないなら、自分のように先に単身で行って、現地を見てから家族を呼ぶ方法もあります。
半年あれば、住む場所や学校、買い物の様子が分かります。
家族を呼ぶ時期は会社の決まりもあるので、先に人事に確認してください。
単身赴任だった半年の過ごし方は、海外単身赴任は寂しい?メキシコで半年過ごした本人の乗り切り方にまとめています。



子どもがまだ小さいけど、連れて行って大丈夫かな…



うちは日本人学校がある街だったので、帰国後の勉強の心配は少なかったです。
帯同する子どもの学校と勉強の選び方
うちの子どもたちは、日本人学校に通いました。
日本人学校は日本の教科書で授業をするので、帰国したときに勉強で困りにくいのが安心です。
日本人学校がない都市もあります。その場合の選択肢は次のとおりです。
- 現地校:現地の言葉で授業を受ける
- インターナショナルスクール:英語で授業を受ける。学費が高い
- 補習授業校:週末だけ日本語で授業をする
- 日本の通信教育:海外から受講できるものがある
海外赴任の帯同前に会社へ確認すること


帯同するなら、赴任前に会社へ次のことを確認しておいてください。
自分の会社では、住宅は会社が面倒を見てくれました。
- 住宅:家族で住める広さの家を用意してもらえるか
- 学費:日本人学校やインターの学費をどこまで出してもらえるか
- 手当:家族分の手当が出るか
- 家族を呼べる時期:着任してすぐか、何ヶ月後か
- 一時帰国:家族分の渡航費が出るか
会社によって決まりがまったく違います。
口頭ではなく、規程や書面で確認しておくと安心です。
海外赴任の家族帯同についてよくある質問


【まとめ】海外赴任の帯同は判断基準を決めれば迷わない


自分はメキシコ赴任で、半年の単身赴任のあと、妻と子ども2人を呼んで約2年半を家族で過ごしました。
- 帯同を決めた理由:日中の生活は安全と判断できた/子どもに日本以外の価値観も見てほしかった
- よかったこと:家族を大事にするメキシコの人たちを見て、家族の大事さに気付かされた
- 大変だったこと:日本食で食費が4人分に。1人あたり月2万円くらい
帯同か単身かは、治安・子どもの年齢・学校・会社の支援の4つで決めてください。
決めきれないなら、先に単身で行って現地を見てから呼ぶ方法もあります。
家族で行くなら、日本の番組を見られる環境を作っておくと、子どもも配偶者も過ごしやすくなります。
海外赴任の全体の流れは、工場勤務から海外赴任する方法にまとめています。










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